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●好きを満たそう●

●好きを満たそう●

51~75題


■切な系100のお題
提供元:http://www.hana.sakura.ne.jp/~warumono/100.htm


051:罪

それは加虐、迫害、僕の罪。
帳消しになど出来ない過去の責務
世界は僕を責めたてて、止むことのない嵐を呼ぶ
こんな僕でも生きていかなくてはならなくて
見ない振りをして息を吸い込む。
忘れたわけじゃない、ただ罪をまっとうしたいだけなんだ。


052:ありがとう

お別れの時が近づいたから、君に精一杯のありがとう
この言葉を口ずさむのが、僕の最後の夢でした
傍にいてくれて、ありがとう


053:どうでもいいひと

その言葉は何より心を傷付けた
何度も見つめた瞳にさえ私は映ってなかったのか
どうでもいい存在、そこから私は脱出できる?


054:鼓動

口が利けないのは、あなたを見たときから止まらぬ動悸のせい
早鐘のような鼓動が聴覚を役立たずにする
話なんて何もかもが耳には入らない、すべてが上の空
目覚めていることを疑ったが、確かにこの状況は緩慢な夢では味わえない、刺激的な現実


055:嘘つき

本当なんてものは初めからどこにあるのかも解らない
皆の云う普通や常識ってものに合わせて従ったら、虚無だらけのこんな私が出来上がっただけ
作り上げたものが多すぎて、また見失ったものも多すぎて、取り戻せないものばかり
無に返るには命を返さなくてはならなくて、また私は嘘を作る
生きるための、そんな嘘を……。


056:曇り空

起きてから不意に寂しさを感じる日
いつも太陽は厚い雲に覆われていて、
光の一差しさえ手のひらに零れ落ちてこない。
類似の光では私の心は晴れないのに
どうしてこんなに障害が多いのか
空が高すぎて貴方に届かない
私はずっと待ち続けている、この空を飛んで白い雲を突き破ることを。


057:約束

あなたにした約束を覚えていますか?
あのときに誓った言葉は今もすぐ其処にあります。
本当の出逢いと再会にあなたは笑みをくれますか?
涙を流しても、これは嬉し泣きだから、そっと見過ごしてください。
温もりに触れられたら、私はあなたにありがとうを云います。
心のからの気持ちを込めて……


058:神様

神様、あなたはどこにもいない
許しを請うときだけ現れればいい
神様、あなたは嫌いです
僕を陥れるなら、さあ今すぐに
怖いものは何もない、彼女がいなくなった今では


059:報い

人を傷付けた、その行為は完全にばれている。
今の結果が当然の報い、だけど失敗を畏れない
第三者が見ているのなら、誠実に罪を償えばいい
過去と未来、大切なのは自分の今の心だ


060:絵本

小さい頃みた絵本の中では、お姫様と王子さまがキスをしていました。
HAPPY ENDに、みんな笑っておしまい。夢見ていたのは、そんな世界
だけど現実は、泣くことなんかは当たり前、もやもやばかりのBAD END


061:桜

死んだ君の影をピンク色の花吹雪の中に見る。
今も変わらず綺麗で、ほうけた僕の足は一歩も動かない
抱きしめたいけど、君は過去の人
触れられないことに勘付いているから
ただ遠くで見つめるばかりの今の僕


062:ピアノ

指先を伝って紡がれるのは悲しい音色
そばにいる私に気付かず、ココロ此処にあらずで
あなたは過去に思いを描いている

私のためじゃないのが悔しいけれど
あなたの音が好きだから邪魔できない
でも新しい虹が出たときだけは、共に明日を眺めたい


063:薄氷

受け石に一晩かけて張った薄氷
ひょいとつまんで口に含めば、空の味がする
鳥も知っている水色の、心高鳴る清涼な味
食べればきっと透明な羽が、地上から躰を自由にしてくれる

溶けたらおしまい、泡沫の夢


064:つないだ手

手を繋ぐたったそれだけの行為
合わさった手の感触に大きな勇気を与えられる
君に受け入れられた安心
身体だけではなく心まで繋がったような感覚
奇跡を信じたら、この手を握り返してみる


065:鏡

真実のすべてを映しているのだと思ったら、
それは逆さの世界、光までもが屈折する嘘の世界
鏡よ、鏡よ、鏡さん、私の本当の姿は……


066:海底

空ある光は目に毒だと、水底に沈んで時を殺した。
逢えなくなるからと悲しむ人は、僕にはいない。
泡の弾ける音が話し相手となってくれる。
鳥の唄はもう聴こえない
ここは涙も見えない水の中


067:つくり笑い

私は皆に嘘を吐く
ここにいていいのかさえ解からない
楽しいはずなのに、楽しくない
私はきちんと笑えている?
確かめるのが怖くて、作り笑いでなんとか誤魔化す
そんなことしかできない


068:さよなら

さようなら、という他に何が残されているのだろう
言葉で伝えられるものは、ほんの僅かで
それだって沢山の時間を要するのに、彼女は空に奪われていく。
さようなら、それ以外に何も云えない。


069:冷たい夜

雨は夜に冷たさを増して、泣いたこの躰に降り続く
待つ行為には無駄が多い、呼び戻せるならそれをすればいいだけ
しかし、あなたは来ない、それは知っている

待ち続けるのは常に終わりの合図ばかり
だけど、その合図を決めるのは自分自身なのだ

期待がいつまでも邪魔しつづけて、長い夜はまだ続く


070:永遠に

永遠の憧れだけでは終わりたくない
この安らぎは別のものでは補えない
まだ命が在るのなら歩いていける
目指す場所が遠すぎても
いつか必ず辿り着いてみせる、笑顔の貴方の元へと


071:情熱

決定的に足らないものは、どこへ行けば手に入る?
誰に聞けば道順を教えてもらえる?
感動なんてしばらく感じたことはない
友だちにも熱い奴なんていない
情熱なんて未知数のものだ


072:感傷

この味わいが大好きです
自分がヒロインになれるのですから
世の中で一番可哀相な、あ、た、し
誰もが涙する悲劇のヒロイン


073:頬づえ

笑っている君がいる、それが何より嬉しい
リラックスするときにでる、頬づえの癖を今日もまた見られた
明日も、明後日も、明々後日も、また二人でほっこりとできたらいい
互いが、おじいちゃんと、おばあちゃんになる、そんな日まで……


074:博物館

並べられた歴史に、ここにいる奇跡を問う
私が一番幸せだと思うのは、あなたと出逢えたことだ


075:ためらい

生まれてきたことへの躊躇い、此処にいることの躊躇い、自分であることの躊躇い、生きていることへの躊躇い
すべてが曖昧で不鮮明である
なのに何よりも苦は確かである
そのことに私は再び躊躇う


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